梅田デジタルサイネージ
「うめだHEP前ビジョン」
第41回関西大学統一学園祭告知動画

第41回関西大学統一学園祭の宣伝として10月29日から11月4日の一週間放映された動画を企画、作成させていただきました。目を映る赤を中心に使用し、人通りが多い場所であるためどのタイミングでも学園祭の日程がわかるようにキャプション配置にしました。

今回私が所属し、当時既に引退していた学園祭実行委員会から直接お話をいただき、担当しました。

動画制作は初めての経験で、ソフトの利用方法は授業で数時間学んだ程度でした。しかし、私自身のスキルを向上させることができると同時に、他分野の作品制作を行う上で自身のサービス作りにも大きな発見があると感じ、制作依頼を受けました。

サイネージの設置場所は道路沿いといったこともあり、人の流れがかなり活発であるため視聴者がどの場面を見ても何の広告であるかを明確にする必要がありました。 そこで画面下部分にテロップを設置することで日程と行事名を伝える構成にしました。

次に着目したのはサイネージの視聴率の低さでした。何かインパクトを与える工夫が必要不可欠だと感じた私は、映像広告にあまり使われておらず、かつ色彩として注目度の高い赤を用いることにしました。

また、野外広告であるため、映像を流す音量にも規制があります。そこで映像の中に使う音声でのアナウンスを一切取りやめ、BGMだけを流すことにしました。そうすることでその他の広告より全体として大きい音量を出すことができ、動画の切り替えのタイミングで注目を得られるようにしました。

サイネージによる具体的な集客は予測することはできませんが、その年の関西大学統一学園祭は初となる来場者数10万人を達成することができました。